引っ越し

更新しないうちにバタバタとことは進みまして…
28日に引っ越しになりました。
5月の上旬に電話で確認した時点では、5番までしか斡旋されておらず(うちは30世帯中18番目)、9月すら怪しいね〜などと話していたのだが…


なんと!5月22日に斡旋がキター!
しかし間取は2DKて…今と変わらず…でも家賃は半分以下に!うふ。すねかじり生活に終わりを告げる日がやって来ます。
これで、息子に必要な療育を受けさせ、なおかつ自立するというどちらもが実現するわけで…。これからは、しっかり親孝行したいな。おとんも6月で定年だし。



そして。本日、下見に行って参った次第で。
あらかじめ、Googleの航空写真と間取り図(手元にあるのは違う間取のみ)で、想像して作った間取り図とほぼ一致。


今の住み処よりは収納充実。そして、何よりDK。
今はDKと玄関が一体で、形は四角くないのだ。トイレと押し入れの部分が出っ張っている。そして北で窓なし、昼でも電気を付けないと暗い。


新居は、全くそういうものはなく。更にはベランダとベランダに物入れ付き!
これで、DKで食事が出来る!そして明るい♪
湯沸し器を付けないといけないのが、唯一の弱点かな?懐かしいよね。



今の住み処、全ての部屋が繋がっている。子どもがいなかった時は、便利で使いやすいと思ったが、子どもがいると、食べる、遊ぶ、寝る、の区別がなかなかつかなくて。



あと、わたしのお気に入りは。


・団地っぽくない作り
・角部屋で1階だから、息子が思いっきり遊べる&ちょっとした一軒家気分が味わえる、そして階段の登り降りの苦労から解放される!
・バス停に近いが木と空き地があるから、割と静か(今より明らかに交通量は少ないのもあるか)
・療育センターに近い
・日当たりがいい




子どもが生まれて、今のところに友達が出来て、いざ引っ越しとなったら寂しく…
でも、新しい出会いに期待します!

最近の息子と、約一年の振り返り

なんだか、今日は寝付けないので。


熱を出して、薬を飲んでから、そのまま夜泣きがほとんどなくなった。寝入りと夜明けくらい。
眠れるって素晴らしいですな!
それと並行して、噛み付きがなくなり(パパに、そう言えば…と言われて気付く)、混乱や癇癪も減った。なんだか、少しずつ会話も成立してきている。ここのところ、
「ママだいすき」
「ママ、みて〜」
とか言うようにっ

眠れるから落ち着いたのか、落ち着いたから眠れるのか。
アスペとわかって、少しずつだが、息子に合った接し方が出来るようになったのか、それとも年齢的なものか。
わからないけれど、あまりにも、目まぐるしい成長に、担当の保健師さんもだが、パパもわたしもびっくりしている。


目まぐるしい成長といえば。親子教室に通ってから、1年が経過していた。
1年前。息子は決まった道しか歩かず、それまでおとなしく座っていたバギーでも反り返り、バギーの金具を壊すほどだった。
言葉もまだなく、意思の疎通も出来ず、混乱や癇癪も一日中、といった感じ。人見知り、場所見知りもひどかった。


親子教室に通うようになってから、言葉を話すようになり、お返事が出来るようになり、彼は決まったプログラムをこなすことが向いていると気付いた。


その後、今の教室に。入会後も疎いわたしは息子に障害の疑いがあることに気付かず。普通に3年保育で春からは保育園に入れるつもりでいた。


保育園申し込みに障害児枠があることを知り、慌てて保健師さんに電話。そこで、息子に障害の疑いがあることに気付く。そして息子は本当は2年保育で、就園までは療育を受けた方がいいが…と言われて気持ちが揺れる。
その頃の息子。だいぶ名詞は話すが、会話には程遠く。こだわりが強く、前よりは緩和されたが、思い通りにいかないと混乱した。ただ、わたしがいないとおとなしかった。


家庭の安定は子どもにも大事、子どもには一番いい進路を選ぶべき。全く違う専門家や先輩の意見に悩み、保育園の見学で息子のことに気付かれ、中には差別的な園もあり。
保育園申し込み後の経験保育で、意外と大丈夫そうな息子を見て、でもお友達の問いかけには答えず「ゆうれいだ」と言われて。
倍率の低い市営住宅に申し込みつつ、外れたら保育園ということしか、選択肢はなかった。
この頃の息子、まだ横ばい。しかし、障害なのか、グレーの判断のまま、3歳を待つしかなく。一体、この子はどんな診断が付き、どんな療育が必要で、進路は何処が一番いいのか…わからなかった。けれども、もう、タイムリミット。


しかし、市営に当たり。3歳を待って、診断を待って、療育や進路を決めることが出来た。


4月。引っ越し先の療育センター初診での、異例の診断確実(通常、初診では診断名は出ない)。10月以降の療育開始、進路は幼稚園、並行して療育を週1回がいいとわかる。
息子、今まではやられっぱなしキャラだったが、噛み付き、押し、つねる。


そして、今。
突然、成長した。そう、いつも息子の成長は、横ばい→最悪→急成長。
よく考えると、広汎性発達障害の特徴まんま。
そして、わたし。息子の出来ないことより、出来たことに気付けるように。
それは息子も嬉しそう。



結果として、2歳でも3歳でも保育園に入れていても大丈夫だった。
けれども、そうしたら、息子の特性に気付いてはいなかったし、療育も十分に受けられなかった(今の地区の療育センターは、就園児は現実的に月1回程度しか通えないのだ)。

だとしたら、もしかして、わたしは息子に相変わらず暴言を吐いて、嫌になって。
息子はうまくいかなくて癇癪や混乱もあったのかも知れない。もっと言えば、アスペの悪い育てかたの例のように、認められない悪循環に陥っていたかも知れない(逆にただちょっと変わったやつで済む可能性も否めないが)。




結果オーライ。早期療育バンザイ(そうでもないか)。
保健師さん、教室のみんな、療育センターの先生、素晴らしい出会いに乾杯。
そして、どうしても2年保育にこだわった、おかんの野生の勘にグッジョブ。
そして、何より、息子の頑張り、最高!


息子の人生がよいものになれば、多少の遠回りや、わたしが見下さることなんて、たいしたことない。


これからも偏見の目もあるだろう。軽度だから、尚更。
毎日明るく、なんて、きれいごとは言わない。だって大変だもの。人間だもの。

泣いて怒って落ち込んで。そんな中で、息子に癒されて。こんな人生も、悪くないよ。

しかし息子…

今日は春から保育園に行った健常のwお友達と久しぶりに公園に。
なんだか息子、近付こうとしない。お友達が来るとそそくさと逃げる。
でも、お友達は控えめな性格で、以前はお互いにモジモジしていたから、何もされないから、噛んだりつねったりはしないだろう…



…しかし予想はハズレた…



滑り台でお友達が先に滑ろうとしただけで背中をムギューとつねった…。その都度、
「○○ちゃんが滑ったら次滑ればいいんだよ。だからつねらなくていいんだよ」
と息子に言い聞かせ、お友達親子にはひたすら謝る。わたしの肩にも予告をせずに噛み付いた。


遂には、お友達が近付こうとするだけで、つねった…。お友達は息子に近付くことを止め、その場から動くことが出来なくなってしまった…。


帰った後も謝罪メールをした。



お友達ママは、今だけできっと元の息子に戻るよ、と優しい言葉をくれた。


でも、これが続いたら…
不安になってしまった。

最近の教室と、療育センター臨床心理士面談

新年度から、部長と会計と、そして副部長・副会計・教室が所属する団体の担当であるわたし。
わたしはやや引いた位置からだから、やいやい文句言いながら、フォローしたりとかで少し気楽だったが…
二人のところのお子達は、一人は肺炎で入院。もう一人は風邪がかなり長引いた。


なんで、役員ではないが、役員会に出席、部長業務を行っている(会計はお財布を会計さんが持っているから、業務はお休み)。



わたしは疲れはあるが、ピンピン。
だがしかし、息子。
今までやられても知らんぷりか泣くかだったのに、3人×2で会う機会が増えたせいか、やり返すように。
最初は、
「おー、たくましくなったなあ。将来いじめられるかもと心配していたから良かった」
くらいに思っていた。

でも、歯形がつく程に噛み付く。
他の子にも噛み付く。大人(パパ、ママ、ばあば)にも。ただ、大人には
「噛む」「つねる」
と予告をしてから。
最初は感謝が出てしまい、怒っていたが、あるブログに出会ってからは、息子の気持ちを代弁してあげるようにしている。
教室の先生にも相談。先生も、家と同じにしないと混乱するからと、叱らずに、と方針を決めた。



今日は療育センターの臨床心理士面談。
てっきり心理検査をするものと思いきや、教材遊びと母親聞き取り。9月の再診までに、あと心理が2回(次は月末)、言語が1回。


初診の感想を聞かれ、納得出来ないことはあったかとも聞かれた。
アスペルガーのことを調べてみて、当てはまるところもあれば、そうでもないところもあった、と伝える。
どうやら、アスペルガーの人、みんなそうらしい。まあ、そんなものかも。
アスペルガーは視覚が入りやすいが、息子は言葉でも、割と入ると思う、と伝えたら、教材遊びの時にも言葉の指示でも、自分が理解できる言葉は入っていたようだと言われた。
次回の心理検査では、マニュアルで決まった問いかけをするので、入りやすい言い方、入りにくい言い方がわかるだろうと言われた。

家族の反応も聞かれた。
前回の日記のようなことを伝えたら、やはり再診の時に同席を勧められた。
家に帰ってパパに伝えたら納得していた。

パパ実家、伝えてきちんと同じように接してもらうべきか、はたまたパパ実家は別の場所でいいのかきいてみた。
パパ実家は両親が高齢。恐らく、わたしの年代とは障害に対する見方が違うから、素直に言い出せない。


そこは、自分がこう接したら良かったという具体的な提案をして、成功したらまた喜んで接してくれるだろうと。
今はまだ可愛くて構いたい段階。
もっとより良く接したいと思うようになってから説明したらいいと言われて、気が楽になった。



困っていることを聞かれ、迷わず噛み付き、つねりのことを話した。
大人には予告をしてから、ということは、直せる可能性があるらしい。
今はその時に言うべき言葉が何かがわからないために、予告をする。
なので、代弁し、更にどんな言葉で気持ちを表せばいいかも、教えるのがいいらしい。根気よくしていけば、理解出来るかも知れないとのこと。言葉での指示でも入りやすいから尚更。
大人だけに予告をするのは、大人は気持ちを理解してくれるし、やったら怒られるから、らしい。


お友達に対しては、今まではどうしたらいいかわからなかったのと、興味がなかったからやらなかったけど、手段が出来たから。
でも代弁し提案することで、相手の親子も少しは理解してくれるだろうと。


最近、ひらがなは、ほぼマスターした話をすると、コミュニケーションのツールが増えるから、非常にいいことと言われた。
そうか、映像や絵や記号、文字、言葉、確かに選択肢が増えたかも。


今は恐らくすごい勢いで成長している、と言われた。確かにそう。昨日出来なかったことが出来た、がすごく多い。年齢の問題か、彼自身の問題かわからないけれども。

他に気になっていたのが、幼稚園。これは電話して担当ワーカーさんに直接きけばいいらしい。




愛の手帳。わたしとしては、もらえるなら欲しいと思っているが、アスペルガーは出にくいと聞いていた。
しかし、待合室に貼り出されていた、「手帳を希望される方へ」によると

手帳はIQ75までだが、アスペルガー自閉症は、うちの市ではIQ91まで一番下のB2のランクで出せる、とのこと。
次回の心理検査の時にきいて、可能な感じなら、検査の結果を児相に出して判断してもらおう。


パパは最初、手帳には消極的だった。多分レッテルを貼られてしまうと感じるから。ばあばも同じ意見だった。
二人を同じ意見で説得してみた。
まず、うちはかなり家計の状況が厳しい。本来なら今は保育園に入れてもいい状況。
けれども息子のことを考えて断念。
加えて教室の友達がそれだけお金がかかるんだよ、と言っていたことで納得。
セコいと言われても仕方ないのだが、住民税控除、自動車税割引、公共交通機関の割引、市営住宅家賃軽減、各種施設の割引。
これから、バスに乗らないといけないところにある市営住宅に住み、将来的には車の購入もあり得る。
少なくとも、引っ越してせめて息子が小学生になるくらいまでは、家にいてあげたいのとお金の心配をしたくないのがあり。
手帳はもちろん一生有効ではなく、更新時にランクが変動したり、取り消されることもある。更新で取り消されても、その時は小学生。なんとかなる。
二人は納得してくれた。



もちろん、障害があっても保育園に預けて働いている方もたくさんおられる。セコい、甘い、温い、言われても仕方ないのだが。
輪郭がボヤけた状態、成長するかも知れない状態の息子の変化をしっかり見届けたいんだ。
人に後ろ指さされて軽蔑されても、息子の一度きりの人生をしっかりといいものにしたいんだ。

障害児の親は一日にしてならず

あれから1週間、前半はどう接したらいいのわからなくなった。あれ程関わり方がわかって良かったと言っていたのに…。
今までの自分のスタイルの全てが不安になり、トイレに籠るようになった。


火曜日、あれから初めて教室に行った。みんなに話したり、先生に報告したりで、気持ちが楽になった。



「叱らず譲らず」
教室の仲間が言われた言葉。
改めて言われて思い出し、息子に向き合えるようになった。
まだ叱ったり怒ったりしてしまうけれど。言葉を選んで話すようになったことで、時間がかかり冷静になれる。
息子も、その方がよく入る。


よく、自閉傾向のある子どもを例えてこう言う。
全く言葉のわからない外国にひとりでいるようなものと。



パパには難しい話はまだしていないで、簡単に伝えた。
でも、昔の人だからか、ダメなことはダメ!いや、むしろ以前にも増して感情的に怒るようになった。
今日、逐一通訳を入れたら、面白くなかったようで、息子には冷たくなり、わたしとは口もきかずに床に入った。


息子のためには、パパの理解と協力は不可欠。
かと言って、難しい本を渡しても読むはずもないし(話すと長いから少し携帯で検索してみて、と言ったが全く調べていない。いつも携帯をいじっているのに…)、息子よりもパパが先に寝るので、じっくり話すこともない。きいても来ない。



ただでさえ、育児に関心が薄いのだ。



障害児を持つ父親って、そんなものなんだろうか?

アスペルガー症候群・・・かな?

やっと、辿り着いた。療育センター。長い道程だったよ。
そして、宙ぶらりんな状態から、やっと抜け出せた。


今日説明を受けたことを、自分で忘れないように、半分覚え書き。



息子、センター長先生が見た感じ、今の状態(検査はまだ)で診断するのならば、アスペルガー症候群
確かに検索はして、近そうだったが、IQが高いというイメージだったので、意外。
先生曰く、IQ70くらいから、だそうだ。

このタイプ、先生の考えでは、障害ではなく、少数派、だそうだ(わたしはそもそも障害自体もそう思っているが)。
そして、周囲が特徴を理解して、適切に接することによって、社会に適応、更には能力を発揮出来る。
幼児期の息子には、叱ることは避け、長所や得意なことを伸ばすことが重要。周囲から見れば、甘やかしているくらいでいいらしい。
先生曰く、今の子どもは多くを求められ過ぎている、とのこと。ただ、外に出た時に、周りの目があるから、叱るポーズ、は仕方ないとのこと。


幼児期は、とてもやんちゃだったりするが、小学校高学年〜中学生くらいに、突然世界が広がり、とても真面目な性格になる。
幼児期においては、叱られてばかりいることで自信を喪失してしまう。それによって成人して鬱病を発症することもある。
逆に、褒められ、伸ばしてあげることで成功体験をさせていくと、自信がつく。そのため、成人して挫折しても立ち直る力を身につける。


得意なことにおいては、ずば抜けた知識と能力を持つが、それ以外のことについては興味もなく、理解も難しい
(息子は1歳くらいと思った方が、親もイライラせずに済む、と言われたw)。


耳で聞いた言葉よりも、視覚的な情報の方が入りやすい。しかし、逆に目に飛び込んだものに対して敏感すぎる。
後ろから話しかけた時、振り向かずに返事したが、それは誰が何処から話しかけている、ということは、息子にとっては重要ではないかららしい。


歩いたのも、言葉を発したのも遅かったが、出てからが早い。これも失敗することが嫌なために、自分で納得するまでやらないのかも知れない
(まあ、これはわかっていたが)。




はい、覚え書き終了。

関わり方と同時に、今後の身の振り方もわかったw。
9月頃は保育園がいいかも、だったが、幼稚園でも大丈夫そう。引っ越したら、そろそろ第2子を考えたいところなので、ありがたや。
そして、平行して週1回くらい、療育センターの通園クラスに通う感じで。そのためには、今年度、外来クラスに通う必要がある。
今から申し込んでも、早くても10月。確実に引っ越しているので、予約して来た。同じような子どもで同じクラスになるらしい。


はあ・・・安心したあ