障害児の親は一日にしてならず

あれから1週間、前半はどう接したらいいのわからなくなった。あれ程関わり方がわかって良かったと言っていたのに…。
今までの自分のスタイルの全てが不安になり、トイレに籠るようになった。


火曜日、あれから初めて教室に行った。みんなに話したり、先生に報告したりで、気持ちが楽になった。



「叱らず譲らず」
教室の仲間が言われた言葉。
改めて言われて思い出し、息子に向き合えるようになった。
まだ叱ったり怒ったりしてしまうけれど。言葉を選んで話すようになったことで、時間がかかり冷静になれる。
息子も、その方がよく入る。


よく、自閉傾向のある子どもを例えてこう言う。
全く言葉のわからない外国にひとりでいるようなものと。



パパには難しい話はまだしていないで、簡単に伝えた。
でも、昔の人だからか、ダメなことはダメ!いや、むしろ以前にも増して感情的に怒るようになった。
今日、逐一通訳を入れたら、面白くなかったようで、息子には冷たくなり、わたしとは口もきかずに床に入った。


息子のためには、パパの理解と協力は不可欠。
かと言って、難しい本を渡しても読むはずもないし(話すと長いから少し携帯で検索してみて、と言ったが全く調べていない。いつも携帯をいじっているのに…)、息子よりもパパが先に寝るので、じっくり話すこともない。きいても来ない。



ただでさえ、育児に関心が薄いのだ。



障害児を持つ父親って、そんなものなんだろうか?