一番

もしかしたら、こども相談に行ってからが、今までで一番、息子のことを真剣に考え、一番、息子のことを愛おしく思い、一番、息子ときちんと向き合えているのかも知れない。


障害児かも知れないという含みを持たせつつ、医師ではないからか、誰もはっきりとは可能性があるとは言わないもどかしさ。
息子を知る、全ての人が、話をしたら、絶対そんなことはない、と言ってくれる。


一年前のわたしなら、多分、1歳半検診で言い返したように、絶対に障害児ではない!と主張したと思う。そして、全ての人が言うことに、安堵していたと思う。

けれども、親子教室に出会ってからの、息子と、そしてわたし。たった半年足らずで、目まぐるしく成長し、豊かな毎日を送れるようになってきた。
それは、たまたま息子の成長期だったのか。母子だけの世界以外からの刺激を受けたからか。息子にとって、わたしにとっての良い方法の獲得だったからか。障害児だから、専門的な教育や指導を実践したから良かったのか。


どれが答えなのか、断定できないし、ひとつとは限らない。月齢的に絶対的な判定が出来ないのかも知れない。


ただ、言えるのは、教室も、指導も、教育も、保育園の加配も、プラスにはなるけど、決してマイナスにはならない。今はそう思っている。